三条市ひまわり債が初めて売れ残りのピンチ (2016.9.8)

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三条市が6日から9日まで販売している平成28年度第1回三条市ひまわり債は、取り扱い総額8億円に対して8日までの販売はその68.4%にあたる5億4,720万円(321件)にとどまっている。申し込みは残り9日の1日だけしかなく、残額2億5,280万円を完売するのは極めて難しく、初めて三条市ひまわり債の売れ残りが出るのはほぼ確実だ。

購入は1件200万円が上限なので、少人数で残額2億5,280万円を一気に購入することはできない。すべてが上限いっぱい購入しても127件が必要なので完売は限りなく不可能に近い。

旧三条市の2003年から毎年1回、三条市ひまわり債を発行しているが、これまで売れ残ったことはない。第1回は総額5億円の発行に2倍を超す申し込みがあった。今は先着順としていいるが、販売開始から1、2日で完売し、売れ残りを想定するような状況にもなかった。

今回は5年満期確定利率は年0.12%、購入価格は10万円単位で10万円から200万円まで。調達した資金は大崎中学校区小中一体校建設事業、嵐南保育所移転改築事業、旭・裏館統合保育所建設事業、 体育文化センター・総合体育館建設事業、緊急内水対策事業などに活用する。

今回の販売不振について市が一因とみるのが、利率の低さ。昨年の年0.35%に対し、今回は0.12%と大幅に低く設定された。売れ残り分は取り扱い銀行の第四銀行が引き受けることになっているので、市の歳入に影響はないが、今後は発行総額の引き下げや購入限度額の引き上げなど条件の見直しも迫られそうだ。

三条市ひまわり債は資金を使い道を明確にした市債で、市民に事業資金提供者になってもらい、市民の行政への参加を目的としているだけに、市では残り1日で少しでも多く市民が購入してくれるよう願っている。三条市ひまわり債は、第四銀行と三条信用金庫の市内各店舗と三条信用金庫燕三条支店で9日まで販売する。

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