燕ロータリークラブ(船山英幸会長・33人)は7月27日、燕市横田、障害者支援施設「つばくろの里」で交流会を開き、施設の利用者にメンバーが作ったかき氷を食べてもらった。
毎年恒例の慰問で、以前は冬にもちつきを行っていたが、冬にモチを食べる行事はほかにもあるので、夏の暑い時期の楽しみにとかき氷に変えてことしで9年目になった。
午後1時半に船山会長をはじめ14人のメンバーが同施設を訪れ、「氷」の旗をたてた特設のかき氷屋さんを開店した。電動のかき氷機で削った真っ白なかき氷をカップに入れ、イチゴ、レモン、メロンのシロップからひとつを選んでもらってかけ、さらに練乳をトッピングしたスペシャルかき氷だ。
「つばくろの里」の入所者と通所者計70人、隣接の「夢工場つばめ」40人の合計約110人にふるまった。事前に決めた好みの味のかき氷の食券をもってメンバーに注文し、冷たいかき氷を受け取って席に着き、さっそく味わった。
この日は30度を超える真夏日で蒸し暑く、ビニール製のエプロンをつけたメンバーは汗だくで100杯余りの注文に次々と応えた。
暑さの中のかき氷は格別で、残さず食べていた。山保司郎園長によると、1カ月も前から、「何頼んだんだ?」、「イチゴら?、レモンら?」と聞かれるほどで、楽しみにしている人が多いと話していた。
最後に利用者の代表から船山会長に「夢工場つばめ」で作っているラスクを贈り、山保園長の「来年もお願いします」の声に続いて、利用者も拍手でお願いした。