ツインバード工業株式会社(野水重明社長・本社燕市吉田西太田)は5日(土)、昨年に続いて地域住民を対象にした本社イベント「TWINBIRD×燕三条 夏フェス。2017」を開く。ことしは燕市とのコラボレーション事業を続ける東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター「つば九郎」も来場し、昨年よりさらにパワーアップしたコンテンツで地域の人たちに夏の楽しい思い出を届ける。入場無料。
午前10時から午後4時まで開く。正面玄関前をメーン会場に、1階エントランス、2階ショールームがイベント会場に生まれ変わる。正面玄関前には飲食を提供する店が並び、らーめん潤、燕三条イタリアン Bit、サフランに、キッチンカーのRIO's CAFE、EACT COFFEE、SOYL cafeが出店する。
加えて燕商工会議所は無料のスプーン磨きや有料の彫金体験などのワークショップを行う。JA越後中央と包丁メーカーの藤次郎は朝採れ野菜と果物の販売、有料の職人による包丁研ぎ直しや無料の包丁研ぎ教室。ツインバード工業、BISTRO NAOMI、越後味噌醸造の3者がコラボしたブースでは、ビール、オードブル、甘酒、みそなどを販売する。
新潟の新しいブランド米「新之助」の販売やガラポン、ツインバード工業は夏フェス限定価格のツインバード製品の販売、AIRMANの北陸工業は高所作業車の体験を行う。段ボール迷路、射的、ストラックアウト、水ヨーヨーなどを用意した遊びの広場も設ける。森井紙器による段ボール迷路は昨年、大人気で、ことしはさらに規模を大きくして楽しんでもらう。
そして燕市が取り組むスワローズライスファームプロジェクトのブースでは、プロジェクトのパネル展示やスポンサーのPR紹介コーナー、ヒーロー賞記念撮影コーナーなどを設ける。目玉は、つば九郎とのジャンケン大会。午前11時半から午後2時からの2回行い、協賛企業が提供するびっくりするような豪華な賞品も用意している。
1階は「TWINI BIRD PREMIUM STORE」としてツインバード製品を販売し、製品を買った先着50人に夏フェス限定雪室ブレンドのコーヒー豆1袋をプレゼント。鎚起銅器の玉川堂は、銅板を使った有料の皿作り体験を行う。
2階はカフェ「COCO DE CAFE」に生まれ変わる。JA越後中央、新越ワークス、燕三条イタリアン Bit、サフラン、鈴木コーヒー、レガーロが協力し、飲食を提供する。
ツインバード工業は近年、海外での生産を地元に戻す取り組みを行っており、地元との共存共栄をスローガンに掲げる。燕市の要請を受けてヤクルトスワローズのオフィシャルスポンサーになり、燕市のインターン事業や婚活事業の会場に本社を提供するようになって、確実に地域での存在感が増している。
そうした取り組みの一環で本社を地域に開放しようと昨年初めて夏フェスを開き、1,600人もの来場者を集めた。「昨年は開発企画の担当者がユーザーとじかに接して商品をほめてもらい、非常にうれしく思った。皆さんの声を聞くことができ、励みになった」と言い、地域貢献だけでななく、社内的にもモチベーションの向上につながった。ことしは2,000人の来場を目指しており、大勢の来場を呼びかけている。問い合わせは平日の午前9時から午後5時までの間に夏フェスの運営事務局(電話:0120-337-455)へ。