東京六大学野球のうち慶応、法政、明治、立教の4大学と首都大学野球の筑波、東都大学野球の東洋の計6大学の1、2年生チーム、さらに県内6高校も加えたリーグ戦「大学野球サマーリーグ」が10(木)、11(金)、12日(土)の3日間、三条パール金属スタジアム、長岡市悠久山球場、見附運動公園野球場の3球場で開かれる。
首都圏の大学野球部の主に次世代主力選手を対象に、夏休みを利用して育成を図る教育リーグ。スタートした2年前、首都圏の大学は慶応と明治の2大学で、昨年はそれに立教、東洋を加えて4大学と倍増。ことしはさらに6大学に増えた。
ふだんはベンチ入りできない選手たちが試合に出場できるのサマーリーグの大きなメリット。これまでの参加大学からもっと試合数を増やしてほしいとの要望があり、昨年までは三条パール金属スタジアムだけで行ったが、ことし3会場に増やし、日程を昨年の2日間からことしは3日間、試合数は8試合から21試合と大幅に増やした。高校は県央工業、中越、長岡、長岡大手、長岡工高、帝京長岡、長岡が参加し、それぞれ大学と1試合を行う。
参加校は初日10日に来県するが、慶応と明治とマネージャーらは一足早く9日に三条パール金属スタジアムを訪れ、300円で販売する参加大学の選手プロフィールなどを掲載したパンフレットの準備などを進めた。スタジアムでも球場整備が行われていた。
大学野球サマーリーグの参加にかかる費用は選手の持ち出しになっていることから、高校生以下は無料だが、内野席は育成協力金として1,000円の入場料を設定しており、広く来場を呼びかけている。チケットは当日券だけ販売する。試合の日程は次の通り。