19、20の2日間、三条パール金属スタジアムで「三条野球まつり」プロ野球ファーム交流試合阪神タイガースー北海道日本ハムファイターズ戦が行われており、1日目の19日は朝方、豪雨に見舞われたものの天気は回復して1,244人の来場者でにぎわった。
三条パール金属スタジアムで毎年、プロ野球ファーム戦が行われており、ことしは2年前と同じカードだ。午前8時ころに短い時間ながらバケツをひっくり返したような雨が降った。
グラウンドには水たまりができるほどだったが、スポンジで水を吸い、砂を入れて予定通り午後0時半に試合開始。グラウンド整備のファインプレーから始まった。
その思いが通じたのか、今回は前売り券の出足が鈍く、燕三条産業カレンダーは稼働日。朝は豪雨と、悪い条件ばかりそろったが、ふたを開けてみれば例年を上回るほどの1,244人もの来場者を数えた。来場者にとっては雨のおかげで今の時期としては涼しく、ダイナミックなプロのプレーを快適な環境で観戦できた。
試合前のセレモニーでは国定勇人市長があいさつで両チームの熱戦に期待し、記念品や花束を贈呈。ことしも阪神を率いるミスタータイガース、掛布雅之監督も花束などを受け取った。
始球式を行ったのは、今回の交流試合のポスターのデザインに選ばれたクレヨン画「酉年にちなんで〜おそとであそぼう〜」を描いた嵐南小1年佐藤和哉君(6)。右手と右足を出してボールを投げるほど野球の経験はなく、練習して本番にのぞんだが、緊張もあってか三塁に投げるハプニング。あどけない姿に笑顔と拍手で包まれた。
試合に先立って守屋功輝投手と松田遼馬投手によるサイン会やサイン入り阪神グッズのチャリティーオークションも行った。阪神のマスコットキャラクターのトラッキー、 キー太、 ラッキーが勢ぞろい。ライトスタンドは主に県外からの阪神ファンが陣取り、鳴り物入りの応援で盛り上げた。
お笑い芸人の高橋なんぐさんとフリーアナウンサーの松井ひろえさんによるテレビの副音声のような軽妙なかけ合いを外のスピーカーで流し、一部で大うけ。たくさん見どころはある。
試合は5-5で迎えた9回表に日ハムが1点を追加して勝ち越し、6-5で日ハムが勝った。翌20日は正午に試合開始。日曜で予報では雨の心配もなく、絶好の観戦日和となりそうだ。
当日チケットは全席自由でおとな1,600円、小中学生800円。三条パール金属スタジアムと東三条駅の間でシャトルバスを運行する。問い合わせは三条パール金属スタジアム(電話:0256-32-8911)へ。20日のタイムスケジュールとシャトルバスの運行表は次の通り。
スケジュール | 20日(日) |
---|---|
チケット販売 | 9:00 |
開場 | 10:00 |
サイン会 整理券配布 |
10:30 |
ファン投票 | 〜11:00 |
サイン会 ※要整理券 |
11:30 |
チャリティー オークション |
・サイン会終了後 ・5回終了後 |
打ち水大作戦 | 5回終了後 |
試合開始 | 12:00 |
東三条駅発 | 球場着 | 球場発 | 東三条駅発 | ||
1 | 9:10 | 9:25 | 1 | 15:00 | 15:15 |
2 | 9:40 | 9:55 | 2 | 15:30 | 15:45 |
3 | 10:10 | 10:25 | 3 | 16:00 | 16:15 |
4 | 10:40 | 10:55 | 4 | 16:30 | 16:45 |
5 | 11:10 | 11:25 | 5 | 17:00 | 17:15 |
6 | 11:40 | 11:55 | |||
7 | 12:10 | 12:25 |