9月10日の「下水道の日」にちなんで燕市は9、10の2日間、燕市下水終末処理場を一般公開し、市民に施設を案内するとともに、ことしは来場者にマンホールのふたをデザインしたオリジナル缶バッジの記念品もプレゼントする。
2日間とも午前9時から午後5時まで開放し、正午を除く午前9時、10時、11時、午後1時、2時、3時、4時の1日に計7回、職員の案内で汚水が浄化される仕組みを見学できる。
近年、マンホールのふたの愛好家が増えているが、燕市内には合併前から作っている燕地区と吉田地区が1種類ずつ、分水地区2種の計4種類あり、それに着色したものを展示。今回は初めて燕地区のマンホールをデザインした直径20ミリの缶バッジを作成し、来場記念品としてプレゼントする。
ほかにも来場者にはキンギョソウやカスミソウの花の種、処理場で出る汚泥を再利用した肥料1袋(15kg)、下水道の啓発用のポケットティッシュとボールペンもプレゼントする。
また、昨年は日本絵手紙協会公認講師の土田正子さんが指導する絵手紙が教室の生徒によるマンホールの拓本をとったうえに色や文字を描き加えた作品を初めて展示したが、ことしは作品は展示しないものの、作品制作のデモンストレーションを行う。
「下水道の日」にちなんだ毎年恒例の一般公開。燕市下水終末処理場は合併前の旧燕市が1970年に建設したもので、県内で3番目の先進的な下水処理施設だった。昨年は2日間で過去最多の74人が来場した。とくに子どもの社会見学として親子での来場に期待している。一般公開に関する問い合わせは都市整備部下水道課(0256-77-8291)へ。