30日、燕市役所付近でイノシシが目撃された。弥彦村では、それより少し早く目撃されていたが同じ30日、ついに弥彦村でイノシシの姿が映像にとらえられた。
30日、美山地内で自家用車を運転していた弥彦村職員がイノシシを目撃した。車にはドライブレコーダーが設置してあり、写っているイノシシの姿は小さいが、イノシシが走って遠ざかるようすをしっかりとらえている。
弥彦村では19日、麓地内の山手でイノシシと思われる動物の痕跡が見つかり、専門家に調べてもらったところ、足跡の形からイノシシであると確認された。
28日に麓地内と弥彦地内で初めて2件のイノシシの目撃情報があり、弥彦地内の目撃情報は弥彦神社そばの土産物店が並ぶ付近に姿を現した。
29日も弥彦地内と麓村新田地内で目撃情報があり、30日も村山地内と美山地内で合わせて3件の目撃情報があった。田んぼなど平場でも目撃されており、別の場所ではほぼ同じ時間に目撃情報があることから、複数のイノシシが行動していると見られる。
今のところ人や農作物に被害は出ていないが、すでにわなを仕掛けたり、鳥獣捕獲許可の手続きも終わっている。30日夕方には「イノシシにご注意ください」の件名で弥彦村防災情報メールを配信した。
弥彦村によると、これまで村内でイノシシが目撃されたことはなかった。しかし県内では上越市や柏崎市、糸魚川市、長岡市などでイノシシによる農作物被害が多い。村でも長岡市寺泊地域にまでイノシシが分布を拡大しているという情報を得ており、そのイノシシが大河津分水路か信濃川を超えて弥彦に入ってきたのではないかと見ている。
イノシシは川を泳ぐのも得意だが、川幅が広いので野積橋を渡って大河津分水路を越えたのではないかという推測もある。イノシシの寿命は長くても10年で子どものころは天敵が多いが、繁殖力が高く、今後の個体数の増加が心配だ。弥彦村でイノシシを目撃したら弥彦村役場(0256-94-3131)へ連絡する。
memo
さる年と知ってから知らずか、昨年初めは弥彦村でサルが目撃された。来年はいぬ年、いのしし年は再来年。イノシシはえとの到来を待たずに猪突猛進、早々にやってきた。冗談を言ってる場合ではないが、イノシシの牙は長さ15センチにもなり、太ももでもかまれようものなら動脈も傷つけて大けがの恐れがあり、目撃したら速やかに通報を。