スノーボードハーフパイプで2018年2月の韓国・平昌五輪出場を目指す村上市出身の平野歩夢選手(19)は、7日からアメリカで行われるワールドカップ予選を前に1日、米山隆一知事を表敬訪問した。
平野選手は14年のソチ五輪スノーボード男子ハープパイプで銀メダルを獲得し、冬季五輪では15歳と74日の国内史上最年少のメダリスト。世界のトッププレーヤーとして活躍してきたが、ことし3月に左ひざ靱帯(じんたい)の損傷などの大けがをした。ことし4月に日本大学スポーツ科学部に入学している。
平野選手は、先のワールドカップ初戦について「結果は2位だったんですが、不安が自信に変わっていくような流れで、次の大会を頑張れればいい」と自信を見せ、「ワールドカップなどに集中してやっていきたい」と話した。
「ふつうのスキー場の初心者コースは下りられる」とスノーボードの腕を話す米山知事は、平野選手にアドバイスを受け、「県民をあげて期待しておりますし、みんなで応援させていただたきたい」と述べた。