三条市の国定勇人市長は1日、12月定例会の議案概要説明会終了後に記者会見を行い、三条マルシェ実行委員会が総務大臣表彰を受けたことなど3項目を話した。
三条マルシェ実行委員会(高橋昌弘実行委員長)の表彰は、地方自治法施行70周年を記念し、地方自治の進展及び住民の福祉の増進に努めたものに対して表彰された。
中心市街地などの道路を歩行者天国にし、飲食や雑貨などを物販することで、経済活動を活発化させ、中心市街地のにぎわいの創出に寄与した功績が評価された。
これについて国定市長は、三条の風物詩となった三条マルシェがしっかりと評価されたことは、実行委員会がいちばん喜んでいると思うが、市もサポート役として取り組んできた立場から大変ありがたく思っていると話した。
マンネリと言われることなく三条マルシェが続いてきたポイントについての質問に国定市長は、ひとえに実行委員会のエネルギーのおかげであり、企画会社も通しておらず、実行委員会自らが汗をかき、そこに出店者、来場者が共感を覚え、今度は自分たちが作り手の方に回りますよという流れができたことをあげた。
高校生主体となってマルシェ部が誕生し、来場者と出店者の距離がものすごく近く、敷居がほぼないところでエネルギーを発揮しやすい仕掛けがあったのかなと思うし、そこはそんじょそこらのイベントとは一線を画していると誇り、そこまでそしゃくしてもらっての総務大臣表彰なら本当に光栄なことと述べた。
このほか、「諸橋轍次記念館 開館25周年記録写真展」の開催について、12月1日から24日まで、同記念館開館25周年を記念して建設当時の写真などを展示。諸橋博士の命日の12月8日は、展示室を無料開放する。
「道の駅 庭園の郷 保内 保内ガーデンフェス2017クリスマス」を1日から25日まで開催。クリスマス寄せ植えワークショップ(1,000円)をはじめ、9日にハンドメイドクリスマス ハッピーガーデンマルシェ、23日午前11時からゴスペルコンサートなどを行う。