三条中央ライオンズクラブ(土田正樹会長)と三条ライオンズクラブ(関勉会長)は18日、ことしも両クラブの合同アクトとしてAED(自動体外除細動器)1台を三条市に寄付した。
午前10時に三条中央ライオンズクラブの土田会長、西山丈基幹事、五十島浩行市民委員長の3人、三条ライオンズクラブは関会長と本間晃市民奉仕社会福祉及び保健委員長の2人が市役所を訪れ、両会長から国定勇人市長にAEDを手渡した。
両クラブは毎年、合同で奉仕事業を行っており、2004年に一般の人でもAEDの使用が認められて公共施設などにも設置が進み始めたことを受けて2006年から毎年、AEDを寄付しており、これで12台目となった。
三条市の公共施設には現在、87台のAEDが設置されており、今回のAEDは下田地区の三条市農業体験学習施設「よってげ邸」に設置される。最新式の機器で、耐用年数は8年。これまでのAEDは6、7年のものが多く、更新時期を迎えるものもある。国定市長は、継続的な支援はありがたく、引き続きお願いできればと礼を述べた。
また、三条市消防本部ではAEDの講習会を実施しており、ことしはこれまで計178回で3,900人余りが受講した。これまで実際に使われたケースは7件あり、うち2人が社会復帰をしているという。