三条市医師会准看護学院(水野春芳学院長・三条市南新保)は、3日午後1時半から燕三条ワシントンホテルで第55期生の入学式を行い、准看護師を目指す24人が看護の道への一歩を踏み出した。
ことしの応募者は、昨年並みの26人。試験の結果、18歳から51歳の女18人、男6人の計24人が合格した。
入学式は、2年生25人と学校関係者、来賓や家族が見守るなか、1人ずつ名前を呼ばれて起立し、水野学院長から「入学を許可します」と言葉を受けた。
水野学院長は式辞で、これから始まる学生生活や実習生活のなかで、「命の重みを感じ、看護の技術、知識を学んで頂くとともに、看護を必要とする方に寄り添うことのできる優しさや生命の尊重と人間論を基調とした豊な人間性を育み、自分の考えを持った行動力のある医療人を目指して頂きたい」と述べ、新入生全員の目標達成を願った。
新入生を代表して、斉藤まゆみさん=加茂市=が、新入生宣誓を行い、「看護職は命を預かる責任ある仕事、その道のりは平たんなものではないと思います」、「しかし、同じ志を持つ仲間として切磋琢磨し、ときに励まし合いながら、患者様に寄り添い、地域社会に貢献できる准看護師になれるよう精一杯学んでいきたいと思います」と誓った。