6月に創立50周年を迎える三条南ロータリークラブ(野崎正明会長)は23日、50周年の記念事業として三条市に約210万円相当の車両1台を寄付した。
午後2時に、同クラブの野崎会長、熊倉高志幹事、創立50周年実行委員会の坂本洋司委員長、佐々木常行副委員長、西潟精一創立50周年事業委員長が市役所を訪れ、野崎会長から国定勇人市長に車検証と鍵を手渡した。
車は、ホンダのフリード1台。1500CCで7人乗り。シルバーの車体のボンネットなどに「ロータリー号」と記されている。
三条南ロータリークラブは、1968(昭和43)年6月に三条ロータリークラブをスポンサーに金子六郎会長、田中正佐久幹事のもと、26人のチャーターメンバーでスタートし、ことしで50周年の節目を迎える。記念事業として6月に三条市・ビップで記念式典を行い、車両の寄付もその一環。
40周年事業でも当時の坂本洋司会長のもと、ハイエース1台を市に寄付しており、今も鍛冶のイラストが描かれたラッピングカーとして活躍している。
今回のフリードも公用車として行政課が管理し、必要な課が利用するようになる。野崎会長は、ロータリークラブは社会奉仕団体であり、三条市に使ってもらうことで、間接的に市民のためにもなればと話していた。
(坂井)