三条市と一般社団法人三条市スポーツ協会は1日、通算48回目となる第14回三条市元旦マラソン大会を開き、みぞれや雪のなか前回を1人上回る過去最多の1,829人が参加して元旦の三条を快走した。
くもり空から、みぞれや雪へと変わるあいにくの天気だったが、参加者は事前申込みと当日のオープン参加を合わせて史上最高だった昨年を1人上回る1,829人が参加し、史上最高を更新した。
午前9時から三条市厚生会館で開会式を行い、人で埋まった体育館で、三条市スポーツ協会の野崎勝康会長が開会宣言。国定勇人三条市長新年のあいさつ、阿部銀次郎市議会議長祝辞、今回で3回目のゲストランナー市河麻由美さんの紹介、継続出場者表彰などを行った。
選手宣誓は、「親子で2020mに挑戦しよう!」に出場する大竹将仁さん(44)と悠仁君(11)の2人が登壇し、国定市長を前に宣誓した。
競技は、気温1.8度の午前9時、国定市長のピストルを合図で3キロコース(一般)などからスタート。直後に、みぞれが降りはじめ、続く9時40分の10キロコース、50分の5キロのスタートは湿った雪の悪天候となったが、記録に挑戦する人、友人や親子で楽しむ人、仮装のランナー、帰省中の人などそれぞれの思いでゴールに向かい走り抜けた。
干支のイノシシのぬいぐるみのカチューシャをつけた燕市と加茂市の年女の2人の女性は、「元旦に走るのは、爽快感があって気持ちいい」と3回目の出場。「元旦マラソンをきっかけに走るようになった」という49歳の男性は今回6回目の出場で10キロにエントリーし、「走り初め、これがスタートという感じ」、「苦しいけど、気分はいいです」と元旦マラソンの魅力を話した。
沿道の観客は、寒さに震えながらも雪の中を懸命に走るランナーに拍手や声援を送り、家族や知り合いを見つけると名前を呼んだり手をふったりしながら、「がんばれー!」といっそう声を大きくしていた。
三条市は、ホームページに各クラス3位以上の結果をPDFを掲載した。PDFへのリンクは次の通り。
(坂井)