新潟県警燕署は1月16日午後11時53分、新潟県燕市粟生津、会社員秦正史容疑者(36)を建造物等以外放火の疑いで逮捕した。
秦容疑者は2018年9月16日午前2時40分ごろ、燕市粟生津地内の一般住宅敷地内で駐車してあった普通乗用車1台に放火してバンパーやボディーが燃えた。そのまま放置すれば隣接する住宅などに延焼する恐れのある状態を発生させ、公共の危険を生じさせた。
燕署は16日午前、秦容疑者を任意で同署へ呼んで聴取していたところ、容疑を認めたため逮捕した。秦容疑者はライターで火をつけたと話している。放火した車は秦容疑者のすぐ近所の被害者の敷地に駐車してあった。
燕市粟生津地区では不審火が続き、地元自治会では防犯カメラ設置などの防犯対策を進めてきた。秦容疑者も粟生津地区に住むことから、燕署ではほかの不審火との関連も視野に捜査を進める。
(佐藤)