28日午後5時半から、三条市総合福祉センターで参院選で打越さく良氏を支援する野党系の各党幹部らが出席して第1回参院選4区全体会議を開いた。
菊田真紀子衆議院議員、杉井旬県議、小島晋県議、遠藤れい子県議をはじめ各党、市民団体の幹部など60人余りが参加。途中、あいさつに訪れた打越氏とともに団結ガンバロウコールを行い、連帯を深めた。
打越氏は、「もうあとわずかで公示日というところで気を引き締めております」。「いよいよ厳しい戦いだと自覚しておりますが、この戦いは皆様とともに勝ち抜かなければいけないと思っております」、「大変厳しい戦いで皆様のご支援がなんとしてでも必要です。わたくし打越さく良、短い期間ですが全力で頑張り抜きたい」と決意を示した。
菊田衆議院議員はあいさつで、国政の話に続き、参議院選挙は、先回から2議席から1議席に変わり、大変厳しい選挙になったと言い、「しかし、相手の自民党の方は、全国から笑いものになっている」、「麻生大臣と阿部総理のために忖度をしました」などと言っている人が、新潟県のたった一人の参議院議員として再選されたとなれば、わたしは新潟県民とても恥ずかしいことだと思っていると。
さらに、「きちんとした人を出していきたいという中で、立憲民主党党本部が主導して打越さく良さん弁護士を擁立するとなりました」と経過を説明。新潟県出身の人ではない、知名度もない、どうなんだという意見もあったが、「最終的には打越さんで必ず勝てる、頑張ろうということで、各野党のみなさん、連合新潟、立正佼成会のみなさんからも推薦をいただき、体制はようやくつくられた」。
選対本部長は立憲民主党の西村ちなみ氏、ほかの国会議員は全員が選対副本部長に就任することが決したとして、「とくにこの新潟4区では何とか頑張って、打越さく良の名前を1人でも多くの方に書いて頂く努力を懸命にしてまいりたい」。
また、「参議院で野党が勝てばねじれがおきますから、安倍総理の野望を止めることができるということ。全国でどこが勝てるのかという時に、やっぱり新潟が先頭にたっていると自覚を持って戦って参りたい」。参議院選挙は、街宣車は全県なので、衆議院のようには回れないと言い、「一期一会を、ひとり一人を、一瞬一瞬を大事にしながらの選挙になっていくだろうと思っています」。
打越氏について、中央では大変有能な弁護士として活躍をされている。医学部を目指す女子大学生が不合格にされるという事案があったが、その被害を受けた学生たちの弁護団の代表として活躍された人。子どもの虐待やいじめの問題だけでなく、女性の人権、差別をなくすために戦ってきた立派な弁護士と紹介した。
(坂井)