東京六大学野球をはじめ大学野球1、2年生の育成を主眼に新潟県三条市に滞在して対戦する「大学野球サマーリーグ」が8月8日(木)から11日(日)まで三条市、見附市、長岡市の4会場で開かれ、過去最多の9大学が参加して次世代の主力を目指す選手たちが熱戦を繰り広げる。

参加するのは東京六大学から昨年に続く慶応、早稲田、明治、立教に加えて法政の5大学。昨年に続いて東都大学野球から東洋と首都大学野球連盟から筑波が参加。県内から昨年に続いて新潟医療福祉に加え、新潟が参加し、昨年より2大学多い過去最多の9大学が参加してリーグ戦を行う。

さらに地域貢献プログラムとして県内高校との交流試合もあり、三条、県央工業、長岡大手、新潟産業大附属、中越、長岡向陵、長岡工業の7高校がそれぞれ1試合、大学と対戦する。会場は三条市の三条パール金属スタジアム、三条燕総合グラウンド、見附運動公園野球場、長岡市悠久山野球場の4会場で計29試合を行う。入場には育成協力金1口1,000円を求める。

ほかにも、いずれも三条パール金属スタジアムを会場に市民参加型交流プログラムが10日午前10時から正午までと11日午前11時半から午後0時半までの2回、試合前練習見学が9日と11日の2回、いずれも午前10時15分ごろから10時10分ごろまでの2回行われる。

市民参加型交流プログラムは、12歳以下を対象に10、11日とも選手とサッカーや鬼ごっこができる選手とのふれあいコーナーや、ストラックアウトとスピードガンコンテストを用意。10、11日とも午前11時半から午後0時判まで次世代スターたちとの記念撮影もある。

試合前練習見学は、9日は東洋大、11日は慶応大のブルペンやシートノックを見学できる。いずれも当日午前9時から10時10分ごろまで参加者を受け付け、定員10人。料金は育成協力金だけ。

三条パール金属スタジアムと大学とのスポーツを活用した地域経営の実践、地域力の向上や地域の活性化といった取り組みから、2015年に4大学参加で大学野球サマーリーグが始まった。年々、参加大学を増やし、昨年は初めて早慶戦が実現し、応援団とチアガールによる応援合戦が対戦を盛り上げ、参加大学の地元OBを喜ばせた。

長野県の菅平が「ラグビー合宿の聖地」と言われるように、「野球合宿の聖地」と呼ばれること目指す関係者の努力は着実に実っている。サマーリーグに関する問い合わせは三条パール金属スタジアム（電話：0256-32-8911）へ。試合日程は次の通り。

試合日程

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