新潟県三条市は15日、東京五輪のカヌースプリント男子カナディアンシングル1000メートルで日本代表が内定した一般社団法人三条市スポーツ協会所属・當銘孝仁(とうめ たかのり)選手(28)を応援する懸垂幕を三条市役所に設置した。
懸垂幕は縦6.5メートル、幅90センチ。赤に白抜きで「祝 東京2020オリンピック日本代表内定」、白と青のグラデーションに黒字で「カヌースプリント男子カナディアンシングル1000メートル 當銘孝仁選手」とある。
懸垂幕は白地に黒や赤の文字を入れるシンプルなものが多いが、今回の懸垂幕はカラフルで、担当者は「オリンピックですから」。青を使ったのは水をイメージしたという懲りようだ。
東京五輪のうちわを手にした職員も見守るなか、午後1時過ぎに低層棟の目立つ市役所前通りの壁に設置した。
三条市スポーツ協会の野崎勝康会長は、當銘選手の日本代表内定があまり盛り上がっていないことを心配しながらも「コンディションづくりはうまくいっているという話だったので活躍を期待しているし、とにかく故障はしてもらいたいくない。それがなければ絶対にいい成績が残せる」と話した。