新潟県三条市の市営野球場「三条パール金属スタジアム」で新型コロナルウイルスの感染防止のため中止した「球場感謝祭」に代えて3月6日(日)まで「園児絵画展」が開かれる。
三条パール金属スタジアムを含む三条市総合運動公園の指定管理舎、株式会社丸富(柴山昌彦社長・三条市若宮新田)は毎年、オフシーズンの冬に年に一度の感謝祭を開いている。
昨年は感染防止のため規模を縮小して開いた。ことしも2月19日に開催予定だったが、新潟県にまん延防止等重点措置が適用されたため直前になって中止した。
ただし感謝祭で恒例の園児絵画展はすでに市内の保育所や幼稚園から作品が寄せられていたのと、園児絵画展だけならそれほど密集が発生しないだろうとそれだけの開催を決めた。
三条市内11の保育施設、幼稚園、こども園児から主にB4サイズの紙に描かれた絵画作品、合わせて485点を通路や部屋の壁にずらりと展示。クレヨンや水彩で描かれた作品や紙版画もあり、えとのトラや本成寺の鬼踊り、家族などをテーマにしたところもある。
すべての作品のなかから、三条白百合幼稚園の「わたなべ かの」さんの作品「とらどし」を最優秀賞に決めた。ことしは8月27、28日と三条パール金属スタジアムで開かれるファーム戦「巨人-阪神」のポスターやちらしのデザインにわたなべさんの作品を使う。園児絵画展は毎日午前9時から午後8時まで見学できる。作品展示している施設は次の通り。