5月20日告示、29日投開票の新潟県議選補選(欠員1)に燕市議の柴山唯(しばやま ゆい)氏(38)が立候補を決め、29日、連合の推薦を受けた。先に前県議の高倉栄氏(50)と燕市議の堀勝重氏(60)が出馬表明しており、三つどもえとなる公算が大きい。
柴山氏は昨年12月に二女を出産。それ以前から連合などから出馬の打診があったものの、出産を待って決意した。
柴山氏は五泉市出身。新潟大学を卒業、鷲尾英一郎衆院議員の秘書の経験があり、結婚を機に燕市へ移住した。2018年の燕市議選に初出馬し、最年少ながら圧勝でトップ当選して驚かせた。
県議選補選に向けて柴山氏は、「わたしの強みである女性が活躍できる社会の実現を訴えたい」と話した。31日に市議を辞職し、4月10日の市長選後に記者会見を行って正式表明する。