【燕市議選】燕市議だったおじの命日に新人の佐野氏が事務所開き (2022.10.11)

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10月23日投開票の任期満了に伴う燕市議選(定数20)に無所属で立候補する元燕市職員の新人、会社役員佐野大輔氏(38)=燕市小関=は10日、燕市小池地内に開設した選挙事務所で事務所開きを行った。

おじの浅野金六氏のたすきを掲げて選挙事務所で事務所開きのあいさつをする佐野氏
おじの浅野金六氏のたすきを掲げて選挙事務所で事務所開きのあいさつをする佐野氏

おじが経営する会社の一角を間借りして開設した。後援会長は会社社長大倉龍司さん(46)=燕市大川津=。旧燕市議を2期7年務めて2015年に77歳で死去した浅野金六氏は、佐野氏の伯父。この日は浅野氏の命日にあたり、浅野氏が使った「あさの金六」とあるたすきと「必勝」の鉢巻きを掲げて事務所開きを行った。

佐野氏は東海大学を卒業して中学校の臨時職員だったころ、浅野氏から「大輔は仲間もこっちにいるし、ぜひ燕市議になってくれるといいなと言われた」、「そのときから頭のなかに燕市議という形はすごくあった」と浅野氏の遺志が立候補を思い立つ理由のひとつになったことを話した。

「今まで人任せに自分の都合のいいように使えたらいいか、不満をぶつけたりして自分がそこに立つということを考えずに取り組んできたが、選挙にかかわってみて自分が今度は矢面に立って安全な場所から一歩踏み出して自分が実現したい燕市のためにやりたいことをやりたいと出馬を決めた」と決意を話した。

ガンバローコール
ガンバローコール

「燕市の市職員ではなく、一企業の社員でもなく、燕市議という重責を自分がしっかり果たしていくことで変えられることがあると思って出馬の決意をした」。「市議会ではさまざまな政策に取り組んで行きたいが、まずはしっかり選挙のなかで訴えて支持をしていただいて23日は皆さんと一緒に万歳ができるようにしたい」と理解と支援を求めた。

政治信条は「表層ではなく、根本を変えるのが政治の責任」。市議となって取り組みたいこととして、教育の改善、仕事(平日)と遊び(休日)の両方を支援する仕組みを燕市と一緒に考える、ものづくりのまちだからこその職場環境の改善や労働環境の整備の後押し、市民活動、イベント、スポーツの活動支援の充実などをあげた。最後にガンバローコールも行って必勝を誓った。


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