燕市展審査結果が発表 (2022.10.26)

新潟県燕市で29日(土)開幕する第17回燕市美術展（市展）の審査結果が26日、発表された。

日本画に18人の20点、洋画に17人の18点、工芸・彫刻に32人の35点、書道に27人の27点、写真に20人の25点の5部門に合わせて114人の125点の応募があった。

審査員は日本画が荒木典子さん、洋画が田中守さん、工芸・彫刻が五十嵐まさみさん、書道が菊田竹子さん、写真が中原一磨さんが務めた。

各部門1点の最高賞の市展賞、それに次ぐ審査対象が20人以上の工芸・彫刻、書道、写真の3部門で1点ずつの新潟日報美術振興賞、さらに6部門で合わせて16点の奨励賞に加え、高校生対象のスワロー賞3点を決めた。また、受賞者のうち3人が燕市美術協会会員に推挙された。

応募は昨年の104人の114点を人数、点数とも上回った。市展は29日から11月1日(火)までの3日間、燕市吉田産業会館で開かれる。受賞作品は次の通り。

市展賞

部門	作品	作品名	作者	住所
日本画		流れ落ちる	真保秀子	東町	会員推挙
洋画		リズム・ハーモニー・メロディ	猪股香織	西槙
工芸 ・ 彫刻		「置米」米型蓋物	宮田紗希	下太田
書道		はちすの花の	高橋明実	新潟市 西蒲区 栄町
写真		梅仕事	小山碩	中諏訪	会員推挙

新潟日報美術振興賞

部門	作品	作品名	作者	住所
工芸 ・ 彫刻		鉄行灯 良寛姿透彫	國枝心哉	吉田東栄町
書道		山頭火詩	加藤桃香	吉田東町
写真		何見てるの	平松美次代	殿島一丁目

奨励賞

スワロー賞

部門	作品	作品名	作者	住所
洋画		向日葵	中司沙葵	分水大武二丁目	高校生
工芸 ・ 彫刻		ミシシッピアカミミガメ	遠藤麻帆	五千石	高校生
書道		臨孫秋生劉起祖等造像記	小林可奈子	中央通四	高校生