6月1、2日と「ぺこぱ」も登場の三条市立大「三燕祭」　初めて全4学年そろって過去最大規模で (2024.5.30)

三条市立大学（アハメド・シャハリアル学長・新潟県三条市）で6月1日(土)、2日(日)の2日間、大学祭「三燕祭（さんえんさい）」が開かれる。2021年開学の翌年から始まって3年目となる学園祭。ことしは全4学年がそろって初の大学祭となり、2日のお笑いコンビ「ぺこぱ」のスペシャルゲストステージを目玉に、過去最多の協賛も得て最大規模で大学と地域を盛り上げる。

左から三燕祭実行委員長の遠藤さん、シャハリアル学長、実行員会広報の對馬さん

「ぺこぱ」は2日にスペシャルステージ、10時から抽選券配布

ぺこぱは、昨年12月に放送されたテレビ番組で、担い手不足に悩む燕三条の企業が三条市立大学の学生にプレゼンするテレビ番組に、日向坂46の上村ひなのさんらとともに出演し、三条市立大学を訪れている。

スペシャルステージは2日午後1時からで、サイン色紙が当たる抽選も。阿賀野市（旧水原町）出身のFM-NIIGATAパーソナリティー清野幹さんがMCを務める。

入場は無料だが抽選で、午前10時から11時半まで1階ホールで抽選券を配布し、午後0時半に抽選結果を発表する。

三燕祭のちらし

2日間とも午前10時から午後4時までの開催で、体育館と共和松井ホールで音楽やダンス、パフォーマンス、ビンゴなどのステージイベントが行われる。

ステージイベントでは、1日は午前11時からMusic Journey、午後1時半から新潟のダンスチーム、CHIBI UNITYのスペシャルゲストパフォーマンスもある。Music Journeyは無料だが事前申し込みが必要で、三条市のオペラ歌手永桶康子さんをナビゲーターにピアノとバイオリンの演奏に加え、三條太鼓相承会も和太鼓を披露する。

屋外には恒例のシャハリアル学長監修のシャハカレーをはじめ11のフード屋台と2台のキッチンカーが並ぶ。

過去最大規模で3,500人の来場を目指す

キャンパスには、学生、教職員、地域団体などによるイベントがぎっしりだ。2日間通しのイベントは、eスポーツサークルによる「大乱闘スマッシュブラザーズSP」で競う第四回サエスマ IN 三燕祭、ユニバーサルスポーツのモルックの体験会と縁日、同じ2日間で、三条防災ステーションで行われる三条凧（いか）合戦の凧の展示。

Music Journeyのちらし

テレビ番組「ピタゴラスイッチ」のような仕掛けを体験できる「わくわく三条スイッチ」、プロの機材で自分で写真を撮れる「セルフ写真館」（1組500円）。昨年も好評だった「自分だけの香水を作ろう」、ゲームをつくるサークル「uniBOX」によるオリジナルシューティングゲーム体験「GAME BASE」（1回300円）、オリジナルのTシャツ（1,000円）やトートバッグ（800円）を作る「ぱっくんちょ」、手作りランタン販売（500円）とグライダー／CO2レーザー加工機体験、オリジナルキーホルダーとコースター作り（1個100円）。

自衛隊・警察の車両展示コーナー、南部縁日「輪投げ」（1回200円）、光学系の研究室による「レーザーシューティングゲーム」、「風船ヨーヨー釣り」、階段が鍵盤になる仕掛け、アウトドア体験、ご当地カードゲーム「匠の守護者」、産学連携実習I成果報告会、入試相談会、須頃保育所作品展示と盛りだくさんだ。

さらに1日限定イベントで三条市立大学研究室紹介、三条市消防本部の消防隊展示コーナー、茶道宗へん流三条支部の抹茶（菓子付き500円）、学生と保護者、教職員限定のカウンセリングルーム。2日限定イベントで燕三条青年会議所による模擬選挙体験もあり、1日で回りきれないほどだ。