さとちんさんを三条防犯アンバサダーに任命して「防犯フェスティバル IN 三条」 (2024.10.18)

11日から20日までの「新潟県犯罪のない安全で安心な街づくり旬間・全国地域安全運動」の一環で15日、JR燕三条駅（新潟県三条市）構内で防犯イベント「防犯フェスティバル IN 三条」が開かれ、地元で活躍するラジオパーソナリティー、さとちんさんを三条防犯アンバサダーに任命してアトラクションも行われた。

さとちん（中央）を三条防犯アンバサダーに任命

三条署、三条市防犯協会、三条市が主催。イベントを通じて広く市民の防犯意識の紅葉を図ろうと開かれた。さとちんさんはこれまでも三条1日警察署長、三条広報アンバサダーを務めており、今回でいわば3つめの冠となった。

徳永吉弘三条署長からさとちんさんに委嘱状を手渡し、三条防犯アンバサダーのたすきをかけた。三条署からは三条市内で三条市で自転車泥棒が増えているが、盗まれた自転車の8割ががかぎをかけてないので鍵をかけるよう話し、電話、SNS、ショートメールで金の話がでたときは警察に相談するよう呼びかけた。

県警音楽隊

さとちんさんは、オレオレ詐欺で一昨年は県内で約5億円の詐欺があったのが、昨年は5億8千万円に増え、全国では452億円にのぼったことを紹介。「金の話をしてくれる電話はすべて詐欺｡名義を貸してほしい、かばんをなくした、キャッシュカードが悪用されているといった話があったら、すぐにとなり近所や家族、交番や三条署に相談してほしい」と求めた。

このあと県警音楽隊による演奏、県立三条東高校書道部による書道パフォーマンスが行われた。県警音楽隊はカラーガードも披露。三条東高書道部は2年生女子3人が自分たちで考えた「その電話 信じていいの 再確認」の防犯兵庫を畳3枚半分もの大きさのある三条名物の六角巻凧に書くパフォーマンスを披露し、関係団体などから参加した50人ほどを楽しませた。.

三条東高書道部が書道パフォーマンス