新潟県燕市は、新たに燕市出身のサッカーJ1リーグ・アルビレックス新潟所属の石山青空選手(18)とプロ野球・阪神タイガース所属の漆原大晟選手(28)の2人を燕市スポーツ大使に任命する。燕市は昨年8月に岸本大紀選手(24)を初めての燕市スポーツ大使に任命しており、これで3人になる。さらにバスケットボールB.LEAGUE・新潟アルビレックスBB所属の池田雄一選手(41)の燕市スポーツ大使就任の内諾を得ている。
任命式を石山選手は12月15日(日)午後1時から分水多目的屋内運動場(グリーンサンスポ)、漆原選手は12月17日(火)午前11時から燕市役所で行い、鈴木力市長から任命書を手渡す。
また、石山選手は市内在住の親子を対象に15日午前10時から分水公民館で開かれるクリスマスおはなし会「おはなしぶんぶん クリスマススペシャル」で石山選手による絵本の読み聞かせとクイズ大会、午後1時10分から分水多目的運動場で開かれるサッカー教室でアルビレックス新潟のコーチとともに市内サッカークラブ所属の小学校4〜6年生を指導する。
燕市は2023年度からスポーツ分野で活躍する選手を「燕市スポーツ大使」として任命し、その活動を通じてスポーツ振興を図っている。両選手のプロフィルは次の通り。
【石山青空選手】
所属:アルビレックス新潟
背番号:40番
利き足:右足
生年月日:2006年1月27日(18歳)
燕西小学校、燕中学校出身。兄の影響でサッカーを始め、3歳で吉田サッカークラブに入団。中学時代からアルビレックス新潟のユースチームに所属し、2024シーズンからトップチーム昇格。今季チームが準優勝したルヴァンカップ3回戦でプロ初先発初ゴールを記録。豊富な運動量を武器に突破力とチャンスメークが特徴のミッドフィルダー。県央エリアの「ご当地応援選手」にも就任。
【漆原大晟選手】
現所属:阪神タイガース
背番号:34番
投/打:右投げ左打ち
生年月日:1996年9月10日(28歳)
粟生津小学校2年時に吉田ジュニアクラブで軟式野球を始め、吉田中学校在学中は硬式野球の三条リトルシニアへ所属。新潟明訓から新潟医療福祉大を経て、2018年育成ドラフト1位でオリックスバファローズに入団。
150キロ台の直球と落差のあるフォークから繰り出されるパワーピッチングが魅力。2019年にファームで23セーブを挙げてウエスタンリーグ最多セーブのタイトルを獲得。2020年2月に支配下登録となった。2023年に現役ドラフトで阪神タイガースに移籍し、中継ぎ投手として活躍している。