公益財団法人新潟県スポーツ協会は18日、創立100周年ロゴマークを発表した。デザインを公募し、応募134作品のなかから弥彦村の井内規人さん(51)の作品が最優秀賞に選ばれ、ロゴマークに採用された。
新潟県スポーツ協会は2026年に創立100周年を迎えるのを契機に、スローガン「We Love Sports We Love Niigata」を掲げて気運を盛り上げ、新たな100年に向けて大きなスポーツムーブメントを起こしていく。
その一環で「新潟のスポーツ100年」のイメージを図案化した創立100周年ロゴマークデザインを公募した。応募134作品のなかから一次選考を通過した7作品を対象に県民投票を実施し、有効投票数949票の結果を踏まえた最終選考でロゴマークにする最優秀賞と優秀賞、特別賞が決まった。
井内さんの作品は、県民投票では得票157票(16.5%)で第3位だった。ロゴマークは創立100周年のシンボルとなるメーンビジュアルとして新潟県スポーツ協会や加盟団体などによる100周年の広報PR全般に活用していくだけではなく、県民や企業、団体ならからも100周年への祝意や応援の表明として広報PRに協力してもらう。井内さんの作品のコンセプトは次の通り。
■井内さんの作品のコンセプト
全てのスポーツの基本であろう「走る」イメージを3レーン(過去・現在・未来)で、100年また100年とバトンを受け継ぎ渡すイメージを、競技場トラックをモチーフに表現しました。また、90°回転しても漢字の「百」と読めるようにデザインしました。