新潟県三条市の三条商工会議所青年部(三条YEG・小野塚雄也会長・会員90人)は18日、臨時総会を山田賢副会長を次年度理事長に4月スタートする2025年度の基本方針、事業計画、組織構成を決めた。
基本方針は、「遊言実行〜いつかあそびがモノをいう〜」を掲げた。「遊言実行」は「有言実行」の「有」を「遊」と入れ替え、「遊び」と「言葉」を掛け合わせた造語。子どもの「遊び」は娯楽と同時に成長のプロセスで、遊びに熱中して試行錯誤することが学びの原点と考える。
遊び心をもつ自由で柔軟な発想を内にとどめず言葉にして表現する。単なる楽しさに終わらせず、そこからさらに一歩踏み出して不安や失敗を恐れずに挑戦し、行動することを「実行」とした。
会員がともに楽しみ遊びながら成長し、地域発展に向け一歩を踏み出し続けて成功も失敗も未来の地域社会へのバトンとする。「さぁ円陣を組んで楽しんでいこう!遊言実行!Kick Off!」と呼びかける。
事業計画では、総務、燕三条広報、スキルアップ、交流渉外、まちの活性化の5つの委員会を設置。組織構成は会長1人、副会長5人、専務理事1人、理事5人、直前会長1人、監事2人、事務局長1人を決めた。
総務、燕三条広報、スキルアップ、交流渉外、まちの活性化の5つの委員会を設置。役員を決めた。
続く記者会見で小野塚会長は今年度、残っている事業として本寺小路のまち歩き事業、OBと交流事業のボウリング大会、石川県金沢市への研修旅行をあげた。
次年度会長の山田副会長は、燕三条広報委員会の「国内外問わず燕三条の文化・産業を発信する事業」について「燕三条のサービスや商品の利便性に特化して、いろんなところで燕三条の良さを発信していきたいとイメージしている」と話した。
「まちの活性化委員会」の「全市民が元気になれる魅力ある事業」については山田副会長は、入会した年の事業の本寺小路を会場に行ったバル街が「すごくやっぱりおもしろかった、地域の人もあったよねって覚えてる人はかなりいる」と強く印象に残っており、「バル街みたいなちょっとお酒、本寺小路に特化した事業をやりたい」と、そこからイメージを膨らませたいと述べた。
毎年開かれている燕三条地域のオープンファクトリーイベント「燕三条 工場の祭典」を昨年、初めて燕商工会議所青年部とともに実行委員会を構成して取り組んだ。昨年の課題や良かったこと、悪かったことは洗い出しをしている最中で、小野塚会長は「次年度は、外に出ていくことを考えている」、「海外出てるといったことも視野に入れていきたい」とした。
山田副会長は「なるべく多くのメンバーに出てもらって、地域の魅力を発信していけたらと思う」と、ことしも積極的に参加し、取り組むと話した。次年度役員は次の通り。
【会長】▲山田賢=カイセイ塗装
【副会長】▲本間隼人=本間電機工業(株)▲川口純平=川口工器(株)▲西條道正=(株)iaトキワ▲小玉晃之=(株)未来プラニング▲柳取大輔=ヤナドリ鋼鉄(株)
【専務理事】▲安達拓未=(有)いづみ商会
【委員長】▲吉田加奈子=(株)吉田工業▲池田雄一(株)石鋸工業▲三浦佑太郎=きら星(株)燕三条支店▲野崎雅彦=(株)流通広告社▲妹尾侑弥=mano整骨院
【直前会長】▲小野塚雄也=(株)ヴィヴィットリー
【監事】▲結城靖博=(有)魚兵▲畠弥真人=藍庭