新潟県加茂市の加茂文化会館1月23日から27日までの5日間、毎年恒例の新春美術展を開き、加茂市から昨年の新潟県美術展覧会(県展)と県芸術美術展(芸展)で加茂市から入選以上となった作品と芸展会員作品、加茂市美術展(市展)で入賞した作品の合わせて52点を一堂に集めて展示している。
前年に加茂市から芸術分野で活躍した人たちの作品を鑑賞して活躍を振り返ってもらおうと毎年、開かれている。ことしで第37回。部門別では日本画5点、洋画7点、彫刻1点、工芸8点、書道19点、写真12点が小ホールとロビーに展示されている。
県展、芸展の入賞作品は、工芸で坂上和雄さんの「2024 wind II」が県展振興賞、見上健さんの「融合」が芸展新潟県美術文化振興賞、写真で明田川洋さんの「一休み」、田澤直美さんの「宝もの」、渡辺恵子さんの「集中」が県展奨励賞、藤田千秋さんの「少女」が芸展奨励賞を受けている。
地元の人の来場が多く、絵画作品に「お父さん、見たことがある山だよ」、知り合いの作品を見つけて「芸達者だね」とそれぞれの視点で作品鑑賞を楽しんでいる。
合わせて会場では、いけばな展も開かれており、草月流、北斗流、小原流、古流松藤会、宏道流の作品が並んでいる。午前9時から午後5時まで開場、最終日27日は午後3時まで。入場無料。