新潟県田上町の特産のタケノコで2023年からメンマづくりに取り組んでいる「道の駅 たがみ」(馬場大輔駅長・田上町原ヶ崎新田)の「たがみメンマ」を使ったラーメンが、昨年に続いて田上町の学校給食の献立に登場した。
23日、田上町学校給食共同調理場で調理して田上小学校と羽生田小学校、田上中学校の町内の小中学生すべてに味わってもらった。
昨年に続いて長岡市発祥のご当地ラーメン、生姜醤油(しょうがしょうゆ)ラーメンのスープに中華めんを入れ、別皿に盛った短冊にしたたがみメンマを自分でトッピングして味わった。
加えてことしは田上のブランドネギ「がんばるねぎ」も新たにスープの具に使い、名付けて「がんばるねぎ入り生姜醤油らーめん」。田上中の給食には、馬場駅長とがんばるねぎの生産者、佐藤潤一さん(39)が出向いた。
2年生のクラスで馬場駅長は、メンマづくりのプロセスを紹介し、「一緒にたがみのメンマをおいしく食べましょう」。佐藤さんは昨年12月14日にも受験生を応援しようと田上中3年生にがんばるねぎを1本ずつプレゼントしており、「がんばるねぎを食べて風邪を引かないように、おいしくいっぱい楽しいご飯を食べましょう」とあいさつした。
「生姜醤油ラーメンがいちばん好き」と言う小野浩校長もこの日の給食を楽しみにしていたひとりだった。生徒は「去年よりも進化してうまい」、「メンマの食感が良くなって、よりラーメンっぽくなった」と好評かな食レポだった。