新潟県燕市は、24日から26日まで燕市吉田産業会館で第18回良寛書道展を開き、晩年を燕市国上の五合庵で過ごした越後の禅僧、良寛(1758-1831)にゆかりの言葉を課題語句にした1,258点の作品を一堂に展示している。
良寛の心や生き方を学び、健全な書写書道教育を通して望ましい人間形成を目指そうと、小学校3年生以上の市内小中学生の書道作品展を毎年開いている。
課題語句は、小学3年生が「てまり」、4年生が「国上山」、5年生「谷川の音」、6年生「天上大風」、中学1年生「雪月花」、2年生「良寛の里」、3年生「平野展望」。
今回は合わせて2,125点の作品を特選18点、準特選39点、金賞146点、銀賞422点、銅賞633点、佳作867点を決め、銅賞以上の1,258点を展示している。ただ、佳作の作品は受け付けで閲覧できる。
毎日午前9時から午後7時まで開場。28日は表彰式と作品解説会を行い、小学校5年生以下は午後1時から、6年生以上は午後2時からと2回に分けて行う。