新潟県三条市のわくわく文化未来塾ジュニア将棋教室特別回として25日、三条市中央公民館で「プロ棋士による指導対局」が行われ、子どもたちが三枚堂達也(さんまいどう たつや)七段に挑んだ。
わくわく文化未来塾は、子どもたちを受講生に文化や芸術を学んでもらう各種の教室を毎年度、開設されている。今年度のジュニア将棋教室は週1回のペースで開き、小学校1年生から中学校1年生まで21人が受講し、三条将棋連盟の会員が指導にあたっている。
その1年の勉強の成果の腕試しも兼ねたプロ棋士による指導対局も毎年恒例。受講生21人のうち12人と受講生ではない4人の16人が参加した。
ネクタイにスーツの三枚堂7段。五面打ちで対局相手の年齢によって5枚落ちなど駒落ちで対局。手加減したとはいえ中には三枚堂七段を負かす人もいた。
三枚堂七段は「こう突破してみようか」と戦術までアドバイスし、「そうそう」とほめながら、子どもたちが将棋がもっと好きに、上手になるように対局していた。