燕市スポーツ協会の優秀競技者等表彰式で125人を表彰 (2025.1.26)

新潟県燕市の一般財団法人燕市スポーツ協会（田辺良文会長）は26日、燕市文化会館で毎年恒例の優秀競技者等表彰式を行い、スポーツ功労者賞4人、特別栄誉賞3人、スポーツ栄誉賞2人、特別優秀賞2人、優秀競技者賞17人、奨励賞97人の合わせて125人の燕市のアスリートを表彰した。

燕市スポーツ協会の優秀競技者等表彰式

田辺会長はあいさつで受賞者の勝ち取った結果と過程に敬意を表し、「世の中は天災や戦争などの惨事もあり、不安なことも多いが、スポーツ界は明るい話題がたくさんあって皆さんの勇姿を見ると、未来を託せるたくましさを感じる」と期待した。

受賞者を代表して水泳4×200ｍフリーリレーでマスターズ（グループ100歳〜119歳）で世界新記録などの成果をあげた瀬倉未智さん（ダッシュスイミングスクール燕）が謝辞を述べた。

田辺会長

瀬倉さんは、今回の受賞はひとりの力ではなく指導者や関係者、仲間に感謝した。学生のころはタイムや順位を追い求めたが、おとなになってスポーツの楽しさは、さまざまな年代の仲間と一緒に楽しんだり何歳になっても続けられるところにあると感じるようになった。

務めているスイミングスクールでも「たくさんの人が温かい応援の言葉をかけてくれ、それが力になり、大きな舞台で全力を尽くすことができている」、「この表彰を励みにさらに努力を重ね、今後も地域に貢献できる選手であり続けたい」と述べた。受賞者は次の通り。敬称略。

スポーツ功労者賞

■西村 正重（剣道）燕市剣道連盟（燕剣道連盟）

昭和58年4月、燕北地区に松長剣士会を設立し、令和3年3月まで代表を務め青少年の健全育成に尽力された。また、市町村合併後の初代燕市剣道連盟会長に就任され、以後10年の永きに渡り燕市の剣道の普及振興ならびに連盟の発展に寄与された。

■吉田 賢一（剣道）燕市剣道連盟（燕剣道連盟）

昭和60年から令和3年に渡り燕市剣道教室の指導者として青少年の健全育成に尽力された。また、平成4年から令和4年の永きに渡り燕市剣道連盟の理事長・副会長・会長職を歴任され、燕市の剣道の普及振興ならびに連盟の発展に寄与された。

■金山 則夫（剣道）燕市剣道連盟（地蔵堂剣士会）［代理］

平成２４年４月より令和５年４月まで２２年間に渡り、地蔵堂剣士会の会長を務める傍ら、分水町スポーツ少年団本部長・市町村合併後の燕市スポーツ少年団副本部長を歴任された。また、地蔵堂剣士会から全国大会出場選手を多数輩出するなど少年少女剣士の育成指導に尽力された。

■大岩 勉（バスケットボール）燕バスケットボール協会

昭和56年に燕ミニバスケットボールスポーツ少年団を設立し、令和5年3月まで団長兼監督を務め、県大会優勝・全国大会準優勝等数々の功績を収められた。また、ジュニア選手の強化育成に取り組む傍ら、平成5年より燕バスケットボール協会会長に就任し、現在も協会の発展と競技の普及振興に寄与されている。

特別栄誉賞

■関川 慎也（キンボール）Aurora

キンボールスポーツワールドカップ　KOREA2024　優勝

■瀬倉 未智（水泳）ダッシュスイミングスクール燕

4×200ｍフリーリレー　マスターズ世界新記録（グループ100歳〜119歳）
日本新記録（グループ72歳〜119）を樹立
第７回日本社会人選手権水泳大会4×100ｍフリーリレー　準優勝
4×100ｍメドレーリレー　準優勝

■秋澤 理沙（陸上）東京学館新潟高校

第32回日韓中ジュニア交流陸上競技大会　
女子200ｍ　4×100ｍリレー　優勝
令和6年度全国高校総体陸上競技　女子200ｍ　優勝
高校女子100ｍ 200ｍ新潟県記録樹立

スポーツ栄誉賞

■増田 龍杜（ボクシング）開志学園 高校

第35回全国 高校ボクシング選抜大会兼JOCジュニアオリンピックカップ
ボクシング大会　男子ウェルター級　優勝

■水谷 彩奈（自転車競技）日本体育大学［代理］

SAGA2024国民スポーツ大会　女子ケイリン・ロードレース　優勝

特別優秀賞

■芦田 潤平（バドミントン）ふたば未来学園中学校［代理］

第24回全日本中学生バドミントン選手権大会　優勝
第54回全国中学校バドミントン大会　男子団体　優勝
　　　　　　　　　　　　　　　　　 男子シングルス　ベスト8

■川本 真輝（空手）燕真空手道スポーツ少年団

第62回全国空手道選手権大会　中学3年生女子組手　優勝

優秀競技者賞 17名

奨励賞