「節分」の2月2日(日)に新潟県三条市・法華宗陣門流総本山「本成寺」で行われる節分大祈願会の鬼踊りを前に26日、鬼を退治する武器ともなる福豆の袋詰め作業が行われた。
福豆は鬼にぶつけるだけでなく、縁起物として無病息災や商売繁盛、学業成就を願って持ち帰って食べる家族も多い。昨年の節分は土曜だったが、ことしは日曜。さらに参拝が増えることも予想され、昨年より約5,000袋、増やした。
配布用7,680袋、販売用1万6,820袋の内訳。販売用は1袋100円、10袋入りの大袋は1000円で販売する。
婦人会会員は、かっぽう着に婦人会のたすきをかけて作業した。いったダイズが50粒ほど入ったビニールパックを約10×15センチの福豆の紙袋に入れ、セロテープで封をして完成。それを世話方がまとめて大袋に収めたり、段ボール箱に詰めたりした。
婦人会の会長になって4年目の小川サト子さん(81)は、「ゆっくりやれって言われるんだけど、さっさと仕事しないと帰られないんだし。福豆を楽しみにしてる人もいるし」と言い、会員と世間話にも花を咲かせてせっせと手を動かしていた。
福豆は「節分」前にも1月30日午前9時から本成寺寺務所で販売し、なくなりしだい終了。本番当日も午前9時から販売する。問い合わせは本成寺(0256-32-0008)へ。