「節分」の2月2日(日)に新潟県三条市・法華宗陣門流総本山「本成寺」で行われる節分大祈願会の鬼踊りに向けて各地へ施設慰問と出張公演に回っている鬼踊りを演じる本成寺鬼踊り奉賛会(小林敏文会長)。26日は新潟ふるさと村(新潟市西区)で2公演、 コメリパワー三条四日町店(三条市)で1公演を行った。
コメリパワー三条四日町店には幼児を連れた親子を中心に約500人が詰めかけた。赤、青、黄、緑、黒の5匹の鬼と三途川婆(そうずかば)は、太鼓とどら、ほら貝をBGMに商品が並ぶ店内を練り歩いてからスペースを設けた舞台に登場した。
踊り始める前から子どもたちを怖がらせたり、抱きかかえたりして、子どもたちにはさながら地獄絵図。子どもたちの泣き声と鬼のユーモラスな子どもたちとのやり取りに目を細めて笑うおとなで盛り上がった。
最後はいつも通りに「鬼は外!福は内!」で福豆を鬼にぶつけて退治した。 コメリパワー三条四日町店は本成寺の地元とも言える地域にあるが、本番では本堂に入って鬼踊りを鑑賞できる人は限られるため、間近で鬼とふれあえる出張公演に大満足だった。