新潟県燕市産業振興部商工振興課は、1月27日にイベント出店者の登録情報更新の案内 メールを一斉送信するときに、本来は送信先がわからないようにあて先を「Bcc」で設定すべきところ、誤って「宛先」に設定して送信したため、メールを受信した人に本人以外の別の人のメールアドレスが閲覧できる状態で送信し、結果的にメールアドレスが流出したことがわかった。
送信先に279人分のメールアドレスを入力して27日午後3時15分に送信した。このメールを同課職員にも送信していたことから3時17分ごろ設定誤りがわかった。メールアドレス以外に流出した情報はない。
人的ミスが原因。ミスがわかってすぐ、4時30分にはメールを送信した人あてに、送信者全員のアドレスが閲覧可能な状態で送付されたことをわび、送付メールの削除をメールを依頼した。28日時点では、この件についての問い合わせは受けていない。
再発防止策として、外部への複数のあて先へのメール送信時には、Bcc 欄の使用を徹底し、複数人で確認するなどチェック体制の強化を図る。