「節分」の2月2日に新潟県三条市・法華宗陣門流総本山「本成寺」(鈴木日慧管長)でことしも春を呼ぶ節分大祈願会の鬼踊りが行われる。
午前11時から招待者、事業繁栄祈願申込者、除厄豆撒き事前申込者、午後2時から一般参拝者を対象に2回、本堂で行われる。本堂外の境内では誰でも無料で参拝や見学ができる。
それに先立って本成寺鬼踊り奉賛会(小林敏文会長)は毎晩、本成寺で練習を重ねる一方、1月19日から福祉施設、道の駅、大型店、小学校、保育園などで施設慰問や出張公演を行ってきた。
31日はその最終日で7カ所を公演に回った。そのうちの1カ所、三条信用金庫中央支店では、松葉幼稚園園児を含め100人近くが訪れた。
ロビーが会場なので鬼踊りを披露するスペースはなく、ドラを鳴らしながら5匹の鬼と三途川婆(そうずかば)の顔見せのような形だった。
緑鬼そっくりの面と衣装でコスプレした子どもや鬼に抱きかかえられてあやされる赤ちゃんも。最後はダイズを投げて一足早い節分を満喫した。