3日は春の始まり「立春」で、その前日、2日は「節分」。2日のの新潟県三条市は昼過ぎを中心に青空が広がり、気温は平年を上回る5.9度まで上がる春の到来を実感させる陽気だった。
明け方は放射冷却現象で−1.3度まで下がる厳しい冷え込みだったが、日中は1年で最も寒さが厳しい季節とは思えない天気だった。
新潟県のまとめでは、2日午後4時の積雪は三条市4センチ、加茂市8センチ、新潟市0センチ、長岡市12センチと、1月末から降った雪はほとんど無くなった。
すでに植物が緑を取り戻し始めて芽吹きも始まっており、すでにスイセンが目を出している。
また、夜になると星が見え始め、月が欠けて暗くなっている部分が地球に照らされてうっすらと見える「地球照(ちきゅうしょう)」を伴った細い月と金星が並んで見えた。
3日の新潟の予報は晴れのち雨で予想最低気温は−2度と冷え込むが、予想最高気温は8度と暖かくなる。