「にゃん・にゃん・にゃん」の語呂合わせで2月22日は「猫の日」。それにちなんで新潟県三条市の歴史民俗産業資料館別館「ほまれあ」は、4日から3月2日まで「小(しょう)・ネコ展」を開き、ネコをテーマにした作品や市民が撮影した愛猫(あいびょう)写真を展示している。
展示作品は20点余り。三条文人がネコを描いた作品が、帰山雲崖(かえりやま うんがい)の「牡丹(ぼたん)に猫」、松川藤陰(まつかわ とういん)の「和気対眼(わきたいがん)」、行田八海(なめた はっかい)の「猛虎図(もうこず)」の3点ある。
三条市名誉市民の日本画壇の岩田正巳(いわた まさみ)のネコの素描、江戸中期の絵師の鍬形?斎(くわがた けいさい)がシンプルな線でコミカルに動物を表現した「鳥獣略画式」、さらに現代作家の木下晋(きのした すすむ)、杉山繁行、ねこい、宮崎仁美などの作品も並ぶ。
ネコにちなんだ民具も展示する。ネコのペットハウス「猫ちぐら」、女の子がネコを抱いた今町べと人形、ネコの木製おもちゃ、巨大なネコの写真を背景にしたフォトスポットまであり、愛猫家にはたまならない展示になっている。
初日までに約120点もの応募があり、初日はうち90点を展示した。引き続き16日午後5時まで作品を募集している。応募は「ほまれあ」にプリントアウトした写真を持ち込むか、メールに画像を添付して送信する。
22日(土)、23日(日)は午前11時からと午後2時からの2回、ステージえんがわのマスコットキャラクター「えんがわにゃんこ」との撮影会も開かれる。入場無料で午前9時から午後尾5時まで開館し、月曜(祝日なら会館)と月末日(土・日曜なら開館)は休館。問い合わせは「ほまれあ」(0256-32-0681)。
■「うちのネコ」写真、大募集! - お知らせ - 三条市歴史民俗産業資料館|ほまれあ