社会福祉法人報徳福祉会(白椿優理事長・新潟県三条市西大崎2)が三条市大崎地区に設置、運営する3つの保育園の今春、卒園する年長児の合同コンサート「おめでとう はばたきコンサート」が8日、三条市中央公民館で開かれた。
出演は、つくし保育園27人、第二つくし保育園17人、ひまわり保育園18人の合わせて62人の年長児。保育園ごとに報徳福祉会が力を入れている和太鼓演奏のあと、合唱を披露した。
最後に3園合同の合唱を手話就きでも披露し、年長児のこれまでの園生活を振り返るスライドを上映した。
年長児の家族で会場の500席は3分の2ほどが埋まった。スマートフォンで演奏のようすを撮影し、家族が客席から手を振るとステージから振り返す年長児も。卒園式は涙、涙になる家族が多いが、卒園までまだ2カ月近く残っていることもあり、目を細めっぱなしの和やかなコンサートだった。
3園の園児のほとんどが卒園すると大崎地区にある大崎学園に入学する。自信をもって小学校にはばたいて行ってほしいと毎年、このコンサートを開いて背中を押している。