今季最強最長寒波で7日夜をピークに大雪に見舞われた新潟県三条市は10日、降雪はなかったが、積雪で交通困難になっていた五十嵐川右岸堤防道路を通行止めにして集中除雪を行うなど、交通に支障が残っている一部で除雪作業を行った。
通行止めにして集中除雪を行ったのは、一新橋ー新大橋間の右岸堤防道路の市道。約700メートルを通行止めにして小型のドーザー2台で通行止め区間の両側からはさみ打ちする形で除雪した。
道路には厚い圧雪にわだちやでこぼこができてハンドルを取られ、車の運転が危険な状態になっていた。除雪作業は午後1時から4時まで3時間ががかりで行った。
ほかにも除雪作業を委託している6社に出動を要請し、積雪で道路状況が悪くなっている所の除雪作業を行った。
消雪パイプが敷設されている五ノ町交番前の道路は井戸がかれたのか、道路の真ん中に中央分離帯のように積雪が残るなど、道路脇に残る雪で道幅が狭くなっている所もまだまだ多い。
しかし、このあと数日は冷え込みが緩む予報なので、みるみる雪が減りそうだ。