今春のおいらん役3人が決定 4月13日の第80回分水おいらん道中に向けて (2025.2.16)

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4月13日(日)に新潟県燕市分水地区で行われる第80回分水おいらん道中の主役となるおいらん役が、長谷川はせがわ瑞姫みずきさん(25)=燕市=、星野ほしの真衣まいさん(28)=東京都=、佐藤さとう千幸ちゆきさん(27)=三条市=の3人に決まった。

おいらん役に決まった左から佐藤さん、星野さん、長谷川さん
おいらん役に決まった左から佐藤さん、星野さん、長谷川さん
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一般社団法人燕市観光協会つばめ桜まつり実行委員会(山崎悦次委員長)の主催で毎年開かれている名物行事。3人のおいらん役が行列を従えて大河津分水桜並木と地蔵堂本町通りを典雅に練り歩き、県外からも見物客を集める。

山崎委員長から3人に記念品を贈る
山崎委員長から3人に記念品を贈る


おいらん役は毎年、公募している。ことしは昨年の32人の2倍近い57人もの応募があった。1次審査の写真選考した21人を対象に15日、分水総合体育館で2次審査を行った。4人の辞退があって17人が参加。実行委員など関係者の審査で3人のおいらん役を決めた。

長谷川さん「自分もいつかやるぞという気持ちがあった」

長谷川さん
長谷川さん

おいらん役に選ばれた長谷川さんは、地元分水地区の出身。仕事で4年間、北海道で暮らした。昨夏、ふるさとへ戻り動物病院で働いている。

子どものころからおいらん道中に舞妓(まいこ)として参加した。「おいらんが輝いて見えて感動して、自分もいつかやるぞという気持ちがあった」。ずっとおいらん役にあこがれていた。

おいらん役に決まって「もうやるでしょう、やらない意味ないよね、みたいな感じで圧をかけられていたので、今はほっとしいる」とにっこり。

「私があこがれたおいらんのように、あこがれてもらえるような、すてきだなと思ってもらえるようなおいらん役を演じられるように頑張る」と話した。

星野さん「新潟に感謝の意を込め参加したい」

星野さん
星野さん

星野さんは三条市出身。20歳のころに上京し、フリーターのかたわら役者も続ける。「東京で役者をしているが、いつか新潟にかかわりたいなと思っていたときに、おいらん道中の応募用紙を見て、一度はやりたいと思ったもののちょっと勇気が出ず、時が流れた」。

しかし、祖父と姉と分水桜並木をドライブしたときに「祖父がここで毎年、おいらん道中やっててねと。その一言でこれ絶対に受けなきゃいけない」と思い立って応募した。

「選んでいただいたからには、自分の出せる力を精一杯、出していきたい」、「新潟に感謝の意を込め、参加したい」と意気込む。

佐藤さん「燕市の皆さんに感謝の気持ちを伝えられるように」

佐藤さん
佐藤さん


佐藤さんは加茂市出身で地方自治体の職員。結婚を機に昨年5月までの2年間、燕市で暮らした。今は三条市に移り住む。「皆さん本当に素敵な方々のなかで3名のおいらん役に選んでいただけて非常に光栄」と喜んだ。

燕市での2年間は「近所の皆さんから毎日、明るくあいさつしていただいたり、雪かきのときには一緒に手伝ってくれたり、非常に世話になった記憶がある。そういった方々に恩返しできるように、このイベントを盛り上げるという形で役に立てればと応募した」。

合格は「いつも近くで支えていてくれている主人にまずは伝えたい」。「責任ある役を任せていただいたので当日もしっかりと役目を果たせるように一生懸命、練習会に参加させていただきたい」、「世話になった燕市の皆さんに感謝の気持ちを伝えられるように精一杯、頑張りたい」と力を込めた。

審査結果発表
審査結果発表

このあと3回の練習でおいらん独特の外八文字と呼ばれる歩き方をけいこする。分水太夫、信濃太夫、桜太夫の配役は練習を行って決める。

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