三条市令和7年度当初予算案は一般会計は前年度比3.8%増の519億8300万円 中学校体育館に空調導入 議会ペーパーレス化 栄地区の大型看板撤去へ (2025.2.17)

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新潟県三条市は17日、市議会全員協議会で令和7年度当初予算概要を発表した。一般会計は前年度比3.8%(19億1200万円)増の519億8300万円、特別会計との合計で前年度比2.8%(19億440万円)増の723億0720万円)を示した。

全員協議会
全員協議会

滝沢亮市長は予選編成方針について話した。ふるさと三条応援寄附金により財政調整基金残高が過去最高水準に達した一方、長期化する物価高騰や約30年ぶりの高水準となった人事院勧告に伴う人件費の増加などで極めて厳しい財政状況にある。

こうしたなか令和7年度予算編成では、総合計画に掲げた子どもが健やかに育つ環境作づくりや、持続可能で個性的な地域産業の振興などの施策を確実に実行していくため、これまで確保しきた財源などを活用し、事務事業の見直しなどを行いながら編成した。

滝沢市長
滝沢市長

主要な財政指標は、予算の執行状況などを踏まえた決算見込みから算出すると経常収支比率は101.7%、実質公債費比率は14.0%となり、財政調整基金残高は約81億円になると見込む。

今後の財政状況は、物価高騰などの影響で、より厳しい状況が続くと見込まれるが、引き続き事務事業の見直しを行うなど、行財政改革に取り組みながら、健全財政を維持していくとした。

令和7年度当初予算
令和7年度当初予算
一般会計
一般会計

主要事業では、議会のペーパーレス化(タブレット端末、ペーパーレス会議システムの導入費用など)1011万円、合併20周年記念事業(5月10日の記念式典や記念事業の花火や講演会)2789万円、定額減税不足補足給金不足額の給付3億4586万円、伝統的地場産業振興事業(鍛冶人材育成拠点機能構想推進事業など)1647万円、栄地区の大型観光看板の撤去工事の設計250万円、高度ITスキル習得支援事業250万円、南分遣所への救急車配備に伴う消防指令システムの改修198万円など。

厳しい財政状況にあっても取り組むべき主要事業として、子どもが健やかに育つ環境づくり(中学校等体育館への空調設備の導入など)約15.1億円、持続可能で個性的な地域産業の振興(工場等の遮熱、断熱の促進など)約0.7億円、健康で心豊かに暮らせる環境づくり(総合運動公園のリニューアルなど)約4.6億円(ほか債務負担行為約3.6億円)、全ての人の尊厳を守るまちづくり(成年後見制度の利用促進など)約0.1億円、住み良い地域づくり(道路ネットワークの強化など)約8.2億円、災害に強いまちづくり(家屋・道路への被害軽減のための雨水対策推進など)約1.9億円。

■令和7年度当初予算


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