新潟県三条市の滝沢亮市長は17日、定例記者会見を行って三条市内の下水道管路の緊急点検、市役所への外線電話の通話録音装置設置、三条市内の高校生に地元企業の魅力を伝える「ジモトnoオシゴト展in新潟県央工業高校」開催など8項目を発表した。
三条市内の下水道管路の緊急点検は、1月28日に埼玉県八潮市で発生した下水道管路の破損が原因と想定される道路陥没事故を受け、三条市内の下水道管路の緊急点検を実施する。
市が管理する下水道管路は国土交通省が要請した緊急点検の対象外だが、同様の事態の発生を未然に防止するため、三条市独自の取り組みとして実施する。
点検カ所は、三条市が管理する下水道管路延長約178kmのうち、交通量の多い道路に埋設してあり、整備後30年以上が経過し、内径40〜200cm、設置深さ4〜12mの管路約5kmと、マンホール7か所。25日から28日まで管路、マンホール周辺の路面状況、マンホール内部を目視で点検する。
市役所への外線電話の通話録音装置の設置は、市民サービスの向上といわゆるカスタマーハラスメントから職員を守るのが目的。3月1日から設置し、三条市役所に電話すると自動で「こちらは三条市役所です。この通話は応対品質向上のため録音させていただいております。」というメッセージが流れ、呼び出し音が鳴ってから録音が開始される。
三条市内の高校生に地元企業の魅力を伝える「ジモトnoオシゴト展in新潟県央工業高校」は、3月12日(水)午前10時45分から午後0時25分まで新潟県央工業高校で初開催する。
新潟県央工業高校1年生ら約120人が参加して市内企業の若手先輩社員によるトークセッションと個別企業説明会を開く。
若手先輩社員によるトークセッションは、参加企業の若手先輩社員数人が行い、人事・人材組織開発コンサルタントの柏崎亮太さんがモデレーターを務める。 個別企業説明会は30社が参加し、生徒は1回15分で4社の説明を聞きく。発表項目は次の通り。