17日から再び強烈な寒波が襲来し、新潟県燕三条地域は午後から強風が吹き荒れ、夜に向かってどんどん冷え込んで氷点下になった。
三条市の17日の最高気温は6.4度と平年並みだったが、午後8時ごろから0度を割るようになり、−1.6度まで下がった。
最大瞬間風速15.8度を記録する強い風が吹いたこともあり、午後9時ごろには早くも道路の凍結が見られるようになった。
日中は昼前を中心に降った雨も夜になると雪が降り始め、真冬に逆戻りしたような寒波となった。この寒波は、22日から24日までの3連休まで続くと見られており、大雪に警戒が必要だ。
新潟地方気象台の17日午後4時51分の発表では、18日から北陸地方の上空約5500メートルには−36度以下の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる。
18日から19日にかけて中越の山沿いと上越の山沿いを中心に大雪となり、雪を伴って強い風が吹き、海上では非常に強い風が吹く。
予想より寒気が強まったり、同じ地域で雪が降り続いた場合は警報級の大雪となる可能性がある。予想より冬型の気圧配置が強まった場合は、暴風雪警報を発表する可能性がある。
19日以後も強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が数日続くため、さらに降雪量が増加するおそれがある。17日午後6時から18日午後6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で下越で平地20cm、山沿い60cm、中越で平地30cm、山沿い70cm、上越で平地20cm、山沿い70cm、佐渡で15cm。
その後、18日午後6時から19日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、下越で平地20cm、山沿い50cm、中越で平地30cm、山沿い70cm、上越で平地 30cm、山沿い70cm、佐渡で20cm。
18日の新潟の予報は風雪強く、予想最高気温は3度。