地盤改良工事の株式会社東栄(資本金500万円、新潟県新発田市)は、2月7日に新潟地裁新発田支部から破産手続き開始決定を受けた。負債は2022年8月決算期末で約5800万円だが、変動している可能性がある。
帝国データバンクの調べでは、同社は2007年9月に設立された土工・コンクリート工事業者。地盤改良工事や住宅の解体工事を手がけ、2018年8月期には年売上高約7900万円を計上していた。
しかし、コロナ禍後は業容が縮小、2023年8月期の年売上高は約3800万円に落ち込み、毎期の欠損計上で資金繰りも悪化していた。