木造建築工事業の有限会社和同住宅(資本金300万円、長岡市川崎)は、2月10日付けで事業を停止し、13日に新潟地裁長岡支部に自己破産を申請した。負債は約9300万円が見込まれる。
帝国データバンク長岡支店の調べでは、同社は1984年2月に設立された木造建築工事業者。地元長岡市の一般個人から新築工事やリフォーム工事を受注し、2013年12月期には年売上高約2億434万円を計上していた。
しかし、限定された営業エリアでの小規模経営のため業況は低調に推移し、判明する2022年12月期の年売上高は約6700万円にまで落ち込み、厳しい状況推移を余儀なくされていた。
こうしたなか資金繰りが悪化し、先行きの見通しが立たないことから事業継続を断念、今回の措置となった。