プロ野球・東京ヤクルトスワローズの球団マスコットキャラクター「つば九郎」の担当者の死去が19日に発表されたのに伴い、スワローズとコラボレーション事業を続ける新潟県燕市の鈴木力市長は翌20日、自身のブログで「謹んでご冥福をお祈りいたします」と追悼の言葉を投稿した。
投稿で鈴木市長は「悲しいです。悲しいです。とっても悲しいです。これ以上、言葉がでてきません。あなたはまさに『つば九郎』そのものでした。心からご冥福をお祈りいたします。」と胸中をつづった。
先に衣笠剛球団会長も死去したばかりで、「高津監督、選手のみなさんは、きっと衣笠会長のために、あなたのために、秋に『日本一奪還!』のニュースを届けてくれるはずです。それを信じて天国から見守っていてください」と願った。
燕市は、2010年から「ツバメ」つながりでスワローズとコラボレーション事業を展開。農業体験田「スワローズ・ライスファーム」での田植えや稲刈りは毎年恒例で、それにあわせてつば九郎も何度も来燕し、市民に愛されている。
13年には当時の衣笠球団社長に直談判して燕市PR隊鳥(長)に就任。直近では昨年9月15日のスワローズ・ライスファーム稲刈りイベントで来燕している。
燕市ではつば九郎米をはじめ、エコカップ、焼酎、軍手など数多くのつば九郎グッズが生まれた。燕市のツインバードはスワローズにヒーロー賞の賞品を提供したこともあり、燕市は官民あげてスワローズとつば九郎を応援している。
地元とスワローズファンからは、献花する機会を設けてほしいといった要望もある。鈴木市長の投稿の全文は次の通り。
■謹んでご冥福をお祈りいたします
先日の衣笠会長につづき、
またしても信じられない、
いや、信じたくない、訃報が入ってきました。
悲しいです。悲しいです。とっても悲しいです。
これ以上、言葉がでてきません。
あなたはまさに「つば九郎」そのものでした。
心からご冥福をお祈りいたします。
今、もうひとつ言葉が浮かんできました。
ありがとう! これまで本当にありがとう!!
高津監督、選手のみなさんは、
きっと衣笠会長のために、あなたのために、
秋に「日本一奪還!」のニュースを届けてくれるはずです。
それを信じて天国から見守っていてください。