新潟県三条市月岡の三条市民球場「三条パール金属スタジアム」で22日、毎冬恒例の感謝祭が開かれた。市民球場の開場30周年と指定管理者の株式会社丸富(柴山昌彦社長・三条市)の創業90周年の節目にちなんで11年ぶりのもちまきで盛大に祝った。
「野球しようぜ!第二弾!」と銘打ち、園児絵画展やチャリティーオークション、野球体験、子ども縁日、eスポーツなど親子で楽しめる盛りだくさんのイベントが行われた。
朝方まで雪が降るあいにくの天気で、昨年の2,022人と比べれば少なかったものの、1,522人が来場。ふだんは関係者以外は立ち入れない館内全館がお祭り会場になり、体と頭を使って過ごした。
また、能登半島地震被災地支援に役立てるチャリティーオークションと募金箱には78,500円が寄せらた。
今回の目玉企画がもちまき。2014年にパール金属株式会社(三条市)の球場命名権取得を記念して元ライオンズの工藤公康さんと元ジャイアンツの松本匡史さんを迎えて行ったイベントのなかでもちまきを行って以来、11年ぶりとなった。
パール金属の高波文雄社長、丸冨の柴山社長、新潟アルビレックBCの元選手で今は球団職員の熊倉凌さんが2階から正面玄関前に集まった約100人に向かって菓子を投げた。子どもたちは「はい、はーい!」、「こっちお願いしまーす!」と両手を広げて下で待ち構えていた。