26日、新潟県燕市のコミュニティバス実証運行で走行中のバスが縁石に乗り上げて乗客1人が軽いけがをする事故が発生した。
燕市によると事故があったのは燕市産業史料館(大曲)の敷地内。午後4時ごろ、60代男性が運転するバスが史料館裏手にある燕市老人福祉センターつばめ荘から史料館前駐車場に入ろうと右折するときに高さ20センチほどある縁石に乗り上げた。
バスに乗車していた4人のうち70代女性1人が右足を打撲する軽いけがをした。ほかの乗客や運転手にけがはなく、バスはタイヤに傷がついたていどだった。事故原因は県警燕署が調査している。
燕市コミュニティバス実証運行は2020年から平日に7便を運行している。新生町ー燕三条駅ー史料館ー燕駅とピストン運行する形で18の停留所がある。原則としてバス1台で運行している。
燕市では、運行事業者の新潟交通観光バス(株)に安全運転の徹底と再発防止を指示した。