新潟県加茂市の藤田明美市長は5日、定例記者会見を行って、特別歴史講演会開催、地域活動支援センター「やまびこ」運営の民間委託、「世界自閉症啓発デー」のブルーライトアップ、4月6日の桜ウォークの4項目を発表した。発表の概要は次の通り。
加茂市教育委員会は、3月22日(土)午後2時から加茂市産業センターホールで特別歴史講演会を開く。加茂市民俗資料館が主管。前新潟県文化課世界遺産登録推進室長で佐渡島金山の世界文化遺産登録に尽力した小田由美子さんを講師に「佐渡島金山の世界遺産登録と加茂」のテーマで聴く。
講演をきっかけに佐渡島の金山と加茂とのかかわりについて理解を深めてもらう。受講は事前申し込みが必要。受講したい人は民俗資料館へ電話(0256-52-0089)かメール(minzoku@city.kamo.niigata.jp)で申し込む。定員になりしだい締め切る。
地域活動支援センター「やまびこ作業所」の運営を4月1日から一般社団法人禄陽に委託する。民間委託により障がい者支援サービスの効果的、効率的な提供が期待でき、民間事業所がもつ人材基盤やノウハウの活用、さらなる地域活動支援センターの機能の向上を図る。
名称も地域活動支援センター「やまびこ」と変更。やまびこ作業所の利用者からの案を投票で決めた。4月1日午後1時30分から機能訓練センターで開所式を行う。
4月2日は国連が定める「世界自閉症啓発デー」で、4月2日から8日までは厚生労働省が定めた「発達障がい啓発週間」。加茂市では、自閉症などの発達障がいについて理解を広めるため、シンボルカラーとして「希望」を意味する「ブルー」のライトアップを4月2日から4日までの午後5時45分から午後10時までJR加茂駅東口の噴水モニュメントで行う。一昨年、昨年と4月2日だけ行っている。
加茂市は昨年12月に「障がいのある人もない人も支えあいともに生きる加茂づくり条例」を制定している。
4月6日午前9時半から春の健康ウォーク「桜ウォーク」を開催する。今回は加茂川下流の桜並木を歩くコース。スタート地点を加茂市役所職員駐車場にロングコースが約6キロ、ショートコースが約3キロを歩く。
参加費は100円、定員50人。参加は事前申し込みが必要で、3月24日までに市のホームページか電話(健康福祉課:0256-52-0080)で申し込む。定員になりしだい締め切る。
桜ウォーク申込先 https://forms.gle/ZHKktzJ4BpudhrgU6
桜ウォーク
https://www.city.kamo.niigata.jp/docs/30368.html#spring2025