新潟県燕市は5日、令和6年度燕市住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金支給要件確認書(請求書)の発送で、一部の人に本人以外の銀行口座情報を記載した文書を送付したと発表した。
2月28日に臨時特別給付金の支給の見込のある人に臨時特別給付金支給要件確認書を発送したが、3月3日に心 当たりのない銀行口座情報が記載された文書が届いたとの電話連絡を受けた。発送した 5,418人分をチェックした結果、168人について銀行口座情報の誤りが判明した。
誤送付の対象者168人には、速やかに自宅への訪問等を行い、誤って送付した臨時特別給付金支給要件確認書を回収する。訪問時には市職員の身分証明書を提示し、正しい銀行口座情報を記載したものを新たに届ける。また、銀行口座情報が漏えいした人にもおわびの文書を送付する。
臨時特別給付金支給要件確認書を印刷するためのデータを作成するときに誤った情報が取り込まれたために発生した。今後は電算システムのデー タをチェックする体制を見直すとともに、印刷物の内容確認を徹底し、再発防止に努める。